ブラックとは？

個人信用情報機関では、ある一定期間支払いがと滞ったユーザーに対して「延滞」「事故」「異動情報」と呼ばれる特別な情報を記録した上５〜７年間保存します。

消費者金融は、借入れの申込みがあると必ず個人信用情報機関に照会する決まりになっていて、照会した際にこれら延滞などの情報が判明した場合はほぼ１００％融資しません。

このように延滞情報が記録されている状態を通称「ブラック」と表現することが多いため、「ブラックリストに載った」という言い回しが使われる様になりました。それでは、「ブラック」についてもう少し説明しましょう。

どのくらい遅れると延滞扱いになる？
本来の支払い予定日から3ヶ月間支払いが遅れた時点で延滞扱いとなり個人信用情報期間に登録されます。

延滞の後に完済すると延滞情報は消える？
延滞後に支払いをして完済することを「延滞解消」と言います。延滞解消の事実は1年間記録として残りますし、延滞情報は登録されてから最低5年間は参考資料として残りますので、これら参考情報が消えない限り延滞と同じ扱いを受け審査は通りません。つまり一度「延滞」をしてしまうと、その後5年間は借り入れができなくなります。

自己破産
自己破産、失踪宣告、民事再生手続きを受けた場合は10年間は消えません。消費者金融にとって自己破産は最も許されない行為といて捉えてますので、借入れの望みは全くありません。

就職や家族への影響は？
この点は安心できます。個人信用情報が就職時の身辺調査に使われることはありません。唯一、警察が刑事事件の容疑者の身辺を調べる時には、情報を提供することがあります。また、本人ではなく同居家族の中に延滞者がいた場合、本人の消費者金融の審査が通らなくなる可能性は極めて高くなりますので、その点では家族に影響が出るといえます。

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